先週と、今回はギリシャの旅でした。先週は、半分以上終わった後から見ましたけれど、プラカの中、それも生活の場所、をカメラが歩いていて、とても面白く見ました。
今回はヒオス島でした。
実は、数年前にも、『トラベリックス』でギリシャがありました。その再放送かと思っていましたけれど、全く新しいものでした。番組も、以前の観光の紹介ではなくて、その土地をゆっくり見て回るというものになっていました。NHKの『世界ふれあい街歩き』にも似ています。
ヒオスの回は、はじめから見ました。とても興味深く感じました。昼間に、町中を歩いても、人影はまばらのようでした。対岸にトルコが望まれる離島で、もちろん都会化もされていないし、あるいは過疎であるのかもしれません。城塞都市であったための細い路地を歩いていくのは、それでも、とても美しい光景でした。
大群の山羊と羊が移動していく様子は圧巻でした。
一軒の家で、老女ふたりが、ビザンチン時代からの刺繍をかがっていました。そのお二人が亡くなった後には、その刺繍の作り手がいなくなってしまうかもしれないというのは、とでも残念なことです。
黒い、角が取れた丸い小石の海岸を見ました。白い砂ではなくて、黒い石で埋め尽くされた海岸でした。μαύρο- なんと言ったでしょうか? それをみて、ふと、転石苔むさずのことわざを思い出しました。転がされる石は海藻を生まないと言うのは、このことか?と。
路地を歩いていると、小振りのトマトが家々の軒に吊り下げられています。撮影者は、そのトマトについて尋ねた40代くらいの若い女性の家に案内されて、そのトマトで作ったスープを紹介されていました。トマトは、播種の時だけ水をやったものなのだそうです。そのためにとても甘いとのことでした。そのトマトを茹でた後、笊で濾して、スープにしました。野菜を入れたスープの味付けはそのトマトだけでした。簡素でおいしそうに見えました。
黒い海岸の写真をwebで検索しました。
http://www.panoramio.com/photo/13216277
http://www.flickr.com/photos/fractal-/483017321/


